今回は木場公園から北東方向にある都立城東高校を目指しましょう。


緑道を挟んで城東高校の西側に「おかもとパン研究所」さんはあります。
城東高校野球部は都立校ながらも甲子園に出場されたことがありますね。野球部をはじめ城東高校の皆さんのおなかもこちらのパンで満たされているのでしょうか。

自転車はお店の前に駐められます。
上記写真では、はためくのぼりの陰になって写っていませんが、リアルな?バゲットのドアノブと「OPEN」と焦げ目が付けられた食パンがお出迎え。

こんな感じっ。あっ、ガラスに城東高校の校舎が・・・。

また、冒頭の写真でもお分かりのようにお店の看板とその「パン」の文字もやはり食べられる?パンです。「お菓子のおうち」ならぬパンのおうち! 諧謔精神にあふれる楽しいお店であることが分かりますね!

「研究所」とお名前が付いていますが、お堅い佇まいは全くありません。逆に柔和な雰囲気のご夫婦がなさっているお店です。

実際、「なぜ研究所と付けられたんですか」とお尋ねすると、「初心を忘れないようにと思いまして」とのことでした。柔和プラス謙虚なご夫婦ですね!

そしてポットに入れられた美味しいカフェオレもサービスで用意されていました。もちろんごちそうになりました。優しい心遣いにもあふれています。

ユーモアがあり柔和で謙遜、さらに優しい心遣いにあふれるそんな素敵なお店です。

小さなものであっても日々の喜びを与える価値ある糧というのは、結局はそのような特質を持つ「人」によって生み出されるのではないでしょうか。

さらに「研究所」ですから、パンが心底お好きなんでしょうね。パンの種類も豊富で、ソフト系からハード系まであります。

写真撮影の許可を求めると、「どうぞ。でも今日はもう結構売れてしまって、棚が寂しいですけど」とおっしゃっていました。たちまち売れていくのは、人気店の証ですね。

食パン系も種類が沢山ありますが、確かに売り切れ。

ハード系はレジの横にあります。

お菓子も豊富で、プリンもありました。

各パンの焼き上がり時刻に間に合わせるためにご主人は工房で忙しくしておられます。

今回購入したパンたち
ブール

酸味が少しあり、カンパーニュに近いお味です。
「ブール」とは「ブーランジェリー」の語源だそうです。
つまりこのパンはパン屋さんの基本中の基本ということになりますね。

パンドミ

トーストするとイギリスパンに近いさっくりとした歯触りです。

レンコンとチキンのフォカッチャトマトとバジルのフォカッチャ

フォカッチャの生地はしっかりと作られていますし、どちらも具材がタップリです!
レンコンってフォカッチャに合うんですね~。 ミニトマトもたくさんのっていました。

チョコバナナ

この形は亀さんなのかな?バナナを挟んださっぱりとしたクロワッサンの上にたくさんのチョコチップが混ざったビスケット生地がかかっています。

ルバーブとピスタチオのデニッシュ

これはもうルバーブを使っているというだけで買いデス!
この甘酸っぱさ、初恋の味ヨ~ン!


お店を始められて6年目くらいだそうです。
既述しましたが本当にパンがお好きなご夫婦のようです。
そして、高級なパンではなく、飽きが来ない毎日普通に食べられるパンを目指しておられる感じがしました。

でも、「研究所」ですから、それぞれのパンに合わせての原材料・発酵・焼き方・調理方法を探求しておられるのが伝わってきます(と書いている私は本当はパンのことは全く分かりません)。「初心を忘れずに」パン道を究めようとしておられるんですね。

さらに、「研究所」の名にし負い、挑戦的なパンもあります(私にとってそう感じられる)。今回購入のレンコンのフォカッチャやルバーブジャムとピスタチオを組み合わせたデニッシュもそうだと思いますが、チリコンカーンやゴルゴンゾーラハニーもあります(※ご注意:ゴルゴンゾーラハニーがお酒のつまみになるくらい美味しいからと言って、焼酎と一緒に召しあがるとお口の中が大変なことになりまっせ。いやっ、私の口内はそうなりました・・・)。新しいアイディアを次々とパンで具現化されているようです。

定休日にはそのようなパンたちの研究・試作に余念が無いようです。
行かれてぜひお確かめくださいませ。

住所:江東区大島3-7-8
営業:水・木・土・日 7:00~17:00
   お休み 月・火・金

それでは失礼いたします。
「もっとお米を食べようね社」


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