今日はお天気が良いので隅田川東岸を少し遡ってみましょう。

ありました。隅田川のまさに河畔にあるFarm to Meさんです。
とってもおしゃれな建物ですね。
(自転車は、少し離れていてもご迷惑にならないところを探してとめましょう)

Farm to Me。なんだか意味の深そうな命名ですね。まるでフランス哲学者のロベール・ルデケールの言葉のようです。

で、早速購入したパンを屋上庭園で・・・、は、早い!

えっ!屋上庭園で?・・・これは後述します。

まずは店内。

天井のデザインもとってもいいですね。

パンは左手の棚。

バゲットはレジカウンターの脇にありますね。奥の工房では忙しくパン作りです。

右手の棚には・・・、

うん?これは・・・。これらはおもにお砂糖。それもサトウキビから作った含蜜糖です。そのキビ砂糖をメインに使ったドレッシングも販売されています。

では、パンの紹介です。

クロワッサン

まず香り。なんでしょう?バターの香りの中に何か少しねっとりとした甘い香りが・・・。もしかして黒糖?噛みしめると生地の層がとても多い!そのしっかりとした生地をさらに噛みしめていくと普通の黒糖よりもずっと上品なほのかな甘み・・・。

そうなんです。この上品な風味はサトウキビから作ったキビ砂糖の甘味なのです。Farm to Meさんは大東製糖さんという製糖会社が母体なのです。大東製糖さんは、種子島にサトウキビの自社農園もお持ちだそうです。

それは一応知ってはいたのですが、まさかクロワッサンにも使われているとは!他には無い独特の風味を作り出しています。そのほのかな甘味が生地に奥深さを与え、とても美味しいです。

そのキビ砂糖は他のパンにももちろん使われています。
大麦高加水パンにも。

高加水の心地良い歯触りを感じようと、かぶりつこうとしたのですが、その前にまず小麦香が立ち昇ります。とても良い香りです。そして、高加水の歯ざわり舌触り。ほんとうに絶妙な含水率のようです。それを楽しんでいると、やはりキビ砂糖の上品でほのかな甘味が!これは凄いです!

Farm to Meさんは、この上品な甘味の手練れです。
そして、とってもパンの引き出しが多いのです。
クロワッサン(ヴィエノワズリー)、高加水パンとご紹介しましたが、それだけでなく様々な種類のパンが詰まった幾つもの引き出しをお持ちなのです。

実際、こちらを取り仕切っておられる藤枝敏郎氏は、東京駅大丸にあったカーサ・アウレリアのトップの方だったそうです。カーサ・アウレリアをブラッシュアップしたのがFarm to Meさんなんですね。



5種のフロマージュ

外側はチーズでサクサク。生地は白ではなく淡いブラウン。やはりキビ砂糖の色でしょうか。その生地はモッチリしっかりとしています。チーズの香り・塩味・酸味、そして上品な甘味。この複雑さが絶妙に一つにまとめ上げられています。

黒砂糖フィセル

真ん中に挟み込まれたたっぷりの黒糖がまるでチョコレートのよう。それもしつこさの全くない上品で爽やかな甘味。生地はバゲットなのでしっかりと噛みしめなければなりません。よって、噛みしめるごとに爽やかな甘みがお口いっぱいに広がります。

クイニーアマン

やはりクイニーアマンも爽やかな甘みが際立ちます。しつこくも強くもないんですが、噛みしめるごとにその甘味が広がっていきます。味わうべき甘さというのでしょうか。ここで気付いたのですが、この甘味はおそらく小麦との相性というよりも小麦の良さを引き出す重要な脇役を演じているのではないでしょうか。甘さが前に出ていくべきクイニーアマンを食べて、逆にそれに気が付きました。やはり主役は小麦なのです。シェフの技量に恐れ入ります。

そしてそして、最初に出てきた屋上庭園でちぎられていた
大麦高加水あんパン

これは・・・。普通のあんパンのイメージを破壊!なんと言うんでしょうか・・・。高級和菓子店の御団子を食べているような・・・(もちろん、そのようなお高級な御菓子は食したことはありません)。熟練の技による高加水の生地を十二分に生かしているからだと思います。餡は粒がハッキリとしていて甘さ控え目。でも、噛みしめていくと爽やかな甘みがどんどん広がっていくのは、生地に練り込まれたキビ砂糖の故でしょうか。凄いです。

Farm to Meさんで購入したパンは、大麦高加水あんパンのように屋上庭園でいただくことが出来ます。

こんな素敵な明り取りがある階段を上っていくと(エレベーターもあります)、

ジャ~ン。

ドイツはケルンの風景を想起させると言われている清洲橋をランドマークとした隅田川の景色を楽しめる屋上庭園があるのです。
行き交う船を眺めながら、ゆったりと極上パンを味わうことが出来ます。

それだけではありません。3階はレストランです。もちろんこちらでもFarm to Meさんのパンをたっぷりといただくことが出来ます。
そしてこちらのレストランは、あのアル・ケッチャーノとサンダンデロの奥田政行シェフ監修のお店なのです!なんだかすごい建物ですね。

街の灯りを写す窓からの隅田川。ワインとディナーそしてパン。う~ん、いいですね~。

灯り 宵闇に ゆらめく 川面
心 あなたに ときめく 浪漫

ってなとこかな~・・・。

あっ、レストランのご予約は、Farm to Meさんホームページのレストラン専用フォームからお願いします。

とっても、素敵なお店。とっても素敵な建物。
そして、とっても素敵なパン達があなたを待っていま~す!
是非お出かけください!

 Farm to Me(ファームトゥーミー)
 営 業:平日 9:00~18:30
     土日祝 8:30~18:00
     定休日 火曜日・水曜日
 住 所:江東区常盤1-4-4

それでは失礼いたします。
「もっとお米を食べようね社」


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